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これからキャンプを始める方へ~ギアを買う前に最初に考えるポイントは2つ~

キャンプを始めようと考えている場合、
まずどんなギア(キャンプ用品)を買おうか、
あれこれ悩んでいると方も多いと思います。

ギアを見ているだけでもとてもワクワクしますし、
買った後のことを想像して、
「キャンプでどんな遊びしようか」とか、
「どんな料理つくってみようかな」とか、
頭にいろいろなイメージを描いているのではないでしょうか。

でも購入する前にちょっと待ってほしい。
ギアを揃える前に考えなくてはいけないことがあります。
まず最初に考えるポイントは2つです。

①キャンプ場までの移動手段は何で行く?
②荷物の量はどれくらいになる?

キャンプ場によってはグランピングできる場所も増えていますし、
レンタル品が充実しているキャンプ場も多いので、
「完全に手ぶら」というわけにはいかないものの、
気軽に身軽にキャンプできる環境になりました。

とはいえキャンプを始める際に
「どうせ始めるなら自分の気に入ったギアを買いそろえたい」
と考える方が多いと思います。
買いそろえるための初期費用はかかるものの、
長くキャンプをするのであれば結果的に費用を抑えられます。

個人的にもレンタル品を利用するよりも、
気に入ったギアを購入したほうがいいと思いますが、
まずは先に書いた2点を考えてほしいのです。

①移動手段は何か

いきなり当たり前の話を上げてスイマセン。
キャンプ場までの移動手段は何にするのかという点です。
キャンプ場によっては電車やバスといった公共交通機関を使って行ける場所もありますが、
たいていのキャンプ場は自動車やバイクを使わないと行くことが困難となります。
キャンプ場は山や川沿いに多くありますし、
仮に電車が通っていたとしても、
本数そのものが少なかったり最寄駅から10㎞、20㎞・・・と、
かなり距離が離れている場合も多いです。

ソロキャンプやカップル2人程度でのキャンプを考えているのであれば、
電車でいくこともそこまで難しくはないと思いますが、
お子さんを連れたファミリーキャンプを考えている場合、
やはり自動車があったほうが無難です。

というか絶対にあったほうが良いです。
子供がいると電車移動は大変ですからね・・・。

もちろんそれぞれの家庭事情もあると思いますので、
「自動車はないけど家族でキャンプがしたい」
という方もいると思います。
ここ数年のキャンプブームで、
施設設備が充実したキャンプ場もとても多くなりました。
ですのでレンタル品が充実しているキャンプ場を選んだり、
コテージやバンガローが設置しているキャンプ場をお勧めします。

 

②荷物の量を考える

キャンプギアを揃えようとするとなかなかの荷物になります。
ざっとメインのギアを考えてみても・・・

・テント
・タープ
・テーブル
・チェア
・グリルやコンロ
・ランタン
・マット
・シート
・焚火台
・寝具     などなど

これに食料品着替えが含まれることを考えると
なかなかの量になります。
しかも人数に応じて荷物は増えていきます。
先ほど自動車がないと移動が大変だと書きましたが、
それに追加して荷物を持ちきれる量に抑えることを考える必要があります。

自動車とバイクであれば当然バイクのほうが荷物が載りませんし、
自動車でも車種にもよりますが、
軽自動車と普通自動車でも積載量が大きく異なっています。

車種が例えばSUVやワンボックスであれば、
基本的にどんなサイズのギアを購入しても、
難なく積載することが出来ると思いますが、
軽自動車の場合は荷物の量を気にする必要が出てきます。
(もちろんSUVなどでも乗る人数によって注意が必要な場合もあります)

ちなみに私の経験で言うと、
キャンプを始めようとしたとき、
家族は奥さんと子供2人(小学と幼稚園児)で、
軽自動車を所有していました。

最初あまり荷物の量を考えずに道具を選んで揃えてしまいました。
軽自動車とは言えいわゆるスーパーハイトワゴンに乗っていましたので、
ちょっとした普通自動車よりも荷物は載せられるのですが、
もう隙間なく荷物を積めないと入りきれないほどでした。

ホント大げさではなく出来る限り空き空間を作らず、
荷物ギュウギュウの状態でキャンプしていました。
寝袋なんか子供たちに抱えさせていたくらいです。
サイズがもっとコンパクトなギアを購入すればよかった・・・
と思ったギアも正直あります。

荷物のつめ過ぎで何が厳しいかというと、
座る空間しか確保できないため、
キャンプ場いくまでの快適さは完全0になるのもありますが、
もっと重要な点は運転席からの視界が格段に悪くなることです。

今の自動車はデザイン上うまく視界確保している車種が多いですが、
荷物で埋まるとその視界が奪われていきます。
特にバックミラーから見る後ろの視界が悪くなると、
とても運転に気を使うため、
疲れの度合いが格段に上がります。

もし万が一運転疲れによる判断ミスで、
事故でも起こしてしまったら、
せっかくキャンプで楽しんだ思い出が、
最悪の思い出になってしまいますよね。
何事も安全が一番です。

キャンプギアを始めて揃える前の注意点を、
私なりにまとめてみました。
荷物の量を考えてしまうと自分の気に入ったギアを、
揃えられなくなるかもしれません。
ですがそもそもキャンプに持っていけないギアを購入しても、
結果宝の持ち腐れになってしまいます。

最近のギアは高性能にも関わらず、
とてもコンパクトに仕上がったギアも多く販売するようになりました。
そういった商品を探してみるのもキャンプの楽しみ方の1つだと思います。

少しでも参考になったらうれしいです。
私のような失敗をせずぜひ楽しいキャンプを始めて下さい。

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