今回はファミリーキャンプを始めようとしている方向けに、
ギア購入する前にお勧めしたい事を伝えます。
それは・・・
まずはバンガローでキャンプをしてみよう
です。
これからキャンプを始めようと思っている方、
とにかくどこのメーカーでギアをそろえたいとか、
どんなテントを買おうとか、
実際の店舗で商品をみたり、
ネットサーフィンで調べまくっていると思うのですが・・・。
ちょっと待ってください。
大事なことを確認することを忘れています。
ファミリーキャンプを考えている方は絶対確認必須です。
マストです。
それは何か・・・
奥さんがキャンプしたいと思っていますか?
これ非常に大事です。
おそらくですがキャンプしたいと思っているのは、
大方男性ではないでしょうか。
もちろんここ最近のキャンプブームで、
女性キャンパーも非常に増えていますし、
興味を持っている方も多いとは思いますが…。
そうはいっても、もしどこかへ旅行しようとなったとき、
虫と遭遇する自然に囲まれ、
雨風の影響をもろに受け、
泊まる先は布切れでできた空間で、
暑さ寒さはその日の天候次第で、
もちろん冷暖房機器はなく、
食事も自分たちでまかない、
場所によっては水道すら遠く、
トイレもきれいとは言えず、
温泉があるわけではなく、
そもそも風呂すら標準設備ではない、
あってもシャワー程度できれいかもわからない・・・
こんなキャンプ場よりも、
雨風が確実にしのげる、
ちゃんとしたプライベート空間がある、
外が暑かろうと寒かろうと部屋内は快適で、
もちろん食事付きで地元の食材を存分に堪能できる料理で、
温泉がとても素敵な老舗旅館とか、
おしゃれで日常生活を忘れさせてくれるようなホテルとか・・・
こういったのが好きなはずです。
「多少の不便さすら楽しもうじゃないか」
というのはキャンプをやりたいからこそ出る発想であって、
「何でお金払ってまで不便さを楽しむのよ。」
「普通に旅行に行った方がが楽しいでしょ」
というのが、
そもそもキャンプに興味のない方の意見だと思ってください。
女性にとっては旅行にも「映え」が必要なのです。
(私のようなオジサンにはいまだに「映える」をよく分かっていませんがきっとそうです)
「映えるが必要ならグランピングがあるじゃないか」
と思う方いますよね。
確かにグランピングはキャンプと言えども高級感もあるし、
設備もそろっているため、
普通の旅行と同様ほぼ手ぶらで出来ることが魅力です。
ただ意外と費用は掛かります。
もちろんキャンプ場や食事プランによって価格差は出ますが、
1人につき2~3万円程度は見積もっておいた方がいいです。
キャンプギアの持参を必要としないため、
どうしても普通のキャンプよりも費用は掛かります。
おおよそのキャンプ場の1サイトの価格は4千円~8千円ほどです。
また金額だけ見れば普通に旅館やホテルに宿泊できる費用です。
「だったらキャンプじゃなくていいじゃん」
ともなりかねません。
いや、そもそもキャンプを始めようと思っている方は、
グランピングなんぞ目指していないはず・・・。
奥さんがキャンプに興味を持ってくれるのか、
これを確認せずキャンプギアを買ってしまうと、
いざキャンプの計画を立てたとしても、
「家族が一緒に来てくれない」
という事態になるかもしれません。
キャンプギアをそれなりに買いそろえるには、
それなりの金額になります。
折角購入したのに宝の持ち腐れになってしまったら、
とても悲しいですよね。
無駄な出費にもなりますし。
なのでまずは奥さんのキャンプへの反応を確認するために、
バンガローでのキャンプをお勧めします。
バンガローのイメージ
バンガローとは何かというと、
簡単に言えば宿泊するだけの小屋です。
ホテルや旅館のように、
部屋にトイレや洗面台、風呂などの設備はありません。
しかしテントとは違い小屋ですので、
天候が悪くても安全は保てますし、
プライベートスペースもばっちりです。
また地面の上に設置するテントとは違い、
虫との遭遇も格段に避けることが出来ます。
簡易的な宿泊施設ですが、
場所によってはエアコンがあるため、
暑さ寒さにも対応できます。
イメージとしては
テントやタープで居住空間を確保する代わりに
バンガローを利用してキャンプする
といったところです。
1泊料金も大体1万円前後とそこまで高くはありません。
とはいえ泊まるだけを目的とした小屋のため、
多少の荷物は必要です。
寝具はまずありませんし、
キッチン道具やグリルなどの調理機器も必要です。
ですがこれらの道具は普段使いしているもので十分代用は利きます。
すでにBBQをしている方であれば、
新しくグリルを購入する必要はないですし、
ない場合は例えば家で使っている卓上ガスコンロでも大丈夫です。
食器は紙皿など購入でもいいですし、
棚の奥にある使っていない食器を持ち込んでもいいでしょう。
自宅の寝具を使うのは汚れてしまうといった理由などで、
持参するには少しハードルが高いと思うので、
レンタルを利用するのがいいでしょう。
またホームセンターなどで売っている、
銀マットなどあればより良いです。
実際に私も最初のキャンプはバンガローを利用しました。
やはり奥さんのキャンプへの反応を見たかったからです。
これが功を奏した?のか、
「意外とキャンプって楽しいかも・・・」
と思ってもらえました。
これ以降はテントでのキャンプを始めることになりました。
やっぱり奥さんが乗り気なのかそうでないかでは、
キャンプの楽しさが格段に違ってくると思いますよ。
子供に関してはたいていのってきてくれます。
10歳くらいまでなら大丈夫でしょう。
何より奥さんがキャンプ行こうって言ったら、
子供は着いてきてくれます。
(発言権:母親>>>>>>>>>父親 という構図ですね)
そういう意味でも奥さんは味方につけたほうがいい。
あと別のメリットとして、
他のキャンパーが利用しているテントやタープ、
ランタンや各小物などいろいろと見れることがありました。
「あのテントすごくかわいいね」とか
「すごく面白い形をしたタープだね」とか、
「あそこの照明おしゃれだね」とか、
各ギアの比較のようなことが出来るんですよ。
実際に目にすることで使っているイメージも持てますし、
なにより奥さんの興味がさらにわくことで、
購入に対するハードルもグッと低くなります。
少し予算を上げられるかもしれないですしね。
今回はバンガローを利用したキャンプについて書いてみました。
少しでも参考になったらうれしいです。
良かったらこちらも読んでみて下さい。
↓
これからキャンプを始める方へ~ギアを買う前に最初に考えるポイントは2つ~