副業レンタカー回収は稼げる？40代会社員が体験した報酬のリアル

40代という年代は何かとお金がかかる時期でもあります。
子どもの成長にともなう教育費や日々の生活費に加えて、
自分たちの老後のことも少しずつ意識し始める頃でもあります。

会社の給料が思うように上がらない現実を前に、
「このままで大丈夫だろうか」
と不安を感じる人も決して少なくないと思います。
だからこそ無理のない範囲で収入を増やせる副業に関心を持つ人も多いのではないでしょうか。

少しでもお金の不安を減らしたい。
そんな思いからレンタカー回収という副業に注目する人も出てきています。

実は私も同じ感覚を持っていました。
色々考えた末に少しでも収入を増やしたいという思いから、
実際にレンタカー回収の副業を始めました。

とは言え皆さんはこう感じるのではないでしょうか。

「レンタカー回収ってどんな副業なの？」
「40代からでも始められる副業なの？」
「ちゃんと稼げるの？リスクがあるんじゃない？」

そう思う方もいるかもしれません。
この記事では実際に副業としてレンタカー回収を始めた私の体験をもとに、
仕事内容やどれくらいの収入になるのか、
実際にどう始めたのかをわかりやすく解説していきます。

副業を始める前に知っておきたい3つの注意点

副業を始める前に誰もが見落としがちな大切なポイントがあります。
勢いで始めてしまうと後で「こんなはずじゃなかった」と後悔してしまうことも。
ここでは安心してレンタカー回収の副業を始めるために、
事前に押さえておきたい3つの注意点を紹介します。

会社員なら必ず就業規則を確認すべし

副業を始める前に、まず最初に確認すべきなのが自分の会社の就業規則です。
副業が禁止されていたり事前申請が必要だったりと会社ごとにルールは異なります。
知らずに始めてしまうと懲戒処分の対象となったり、
職場での信用を失う可能性もあるため十分な注意が必要です。

「副業しているなんてわからなければ大丈夫」と思うかもしれませんが、
何気ないSNSの投稿や確定申告などを通じて発覚するケースもあります。
私の知人のケースであったのですが、仕事中のなんて事のない会話や飲み会の席で、
「実はちょっと副業しているんだよね」
なんて余計な一言でばれてしまったなんてことも・・・。
副業を長く続けるためにもまずは社内ルールをきちんと確認し、
必要に応じて人事や上司に相談しておくと安心です。

業務委託と雇用契約の違いを理解すべし

レンタカー回収の副業は多くの場合「業務委託契約」という形になります。
これはアルバイトや正社員のような「雇用契約」とは異なり、
働いた時間ではなく成果（＝依頼された業務）に対して報酬が支払われる契約です。

そのため労働時間に対する最低賃金や労災保険のような保障はなく、
事故やトラブルが起きた場合の責任も基本的には自己負担となります。
契約内容によっては保険加入が必須だったり、
報告義務があったりするケースもあるため、
契約書の中身をよく読み不明点があれば契約前に必ず確認しましょう。

「業務委託契約」と「雇用契約」の違いについて表にまとめましたので参考にして下さい。

家族の理解や協力を得ておくべし

副業を始めるとどうしても家族と過ごす時間が減るため、
家庭内の役割分担に影響が出ることがあります。
特に小さなお子さんがいる家庭やパートナーと日常を共有している方にとっては、
副業を成功させるうえで家族の理解と協力が欠かせません。

・なぜ副業をするのか
・どんな副業をするのか
・副業にどれくらい時間を使うのか
・どれくらいの仕事量でどの程度の収入になるのか（目安）
などを事前に共有しておくことで不要なストレスや摩擦を防ぐことができます。
家族が応援してくれる環境が整えば気持ちよく副業を継続することができるはずです。

私の実体験から見るレンタカー回収副業のおすすめしたい3つの応募先

レンタカー回収の副業を始めるにあたって私自身も、

「どこに応募すればいいのか」
「どうやって探すのが効率的か」

とかなり迷いました。
結論を先に申しますと私は「業務委託で契約する回収業者」を選びました。
時間の自由度と仕事量の安定性のバランスが良かったからです。

この章ではなぜ私は回収業者を選んだのか、
そして実際に私が使ってみたサービスや応募方法をベースにして、
「どんな人にどの方法が向いているか」をお伝えします。
これから副業を始める皆さんが、
自分に合ったやり方を見つける手助けになればうれしいです。

しっかり副業をしたいなら回収業者案件が豊富なIndeedがおすすめ

私が副業としてある程度しっかりとした期間働きたいと考えたとき、
一番便利だったのが「Indeed」でした。
なかでも回収業者の募集が非常に多く、
業務委託の案件数では他のサービスよりも圧倒的に多い印象です。

回収業者は複数のレンタカー会社やカーシェア企業と提携していることが多いため、
仕事の絶対数が多く平日・休日問わず案件に困ることがありません。

またレンタカー会社との契約ではレンタカーの回送の業務だけでなく、
洗車や営業所内の作業などが含まれるケースもあります。
そのため純粋に運転業務だけを行いたいと考えている方にとっては、
シンプルで非常にやりやすい選択肢だと思います。

ただし注意点として回送業者は中間マージンを取っているため、
報酬から一定の手数料が引かれる点は理解しておく必要があります。
単価だけを見ればレンタカー会社の方が高くなる場合もありますが、
仕事量が安定しているという意味では、
回送業者経由の副業も十分魅力的な選択肢と言えるでしょう。

Indeedのサイトはこちら

時間があるときや単発でレンタカー回送をしたいならタイミーがおすすめ

「今日は時間が空いてるから少し働きたいな」
という時に重宝出来るのが「タイミー」が便利です。
アプリを開けばすぐに案件が見つかり応募不要ですぐに働き始められる気軽さが最大の魅力。

他の求人サイトと比べても、
案件の種類や数が多く登録作業や契約もほとんど不要。
非常にスムーズに副業ができます。

ただし注意点もあります。
自分の働きたい時間や曜日に希望の案件が必ずあるとは限らないのがデメリットです。
また単発中心なので継続して副収入を得たい人にはやや向かないといえるでしょう。
「ちょっと空いた時間に手軽に副収入を得たい」そんな人にはぴったりのサービスです。

タイミーのサイトはこちら

報酬単価を高くしたいならレンタカー会社直の応募がおすすめ

少少しでも高単価を狙うならやはりレンタカー会社との直接契約がおすすめです。
私が調べた限りでは「ニッポンレンタカー」では、
業務委託ドライバーとしての直契約が可能なようで、
回送業者を介さない分手数料が差し引かれず報酬単価が高めなのが特徴です。

ただし、この方法にはいくつかの注意点もあります。
まず募集のタイミングが限られているため常時応募できるとは限りません。
さらに契約は営業所単位で行われるため自宅近くでの募集がない場合もあるのが難点です。

また応募できたとしても、
回送業務に加えて洗車や営業所内の作業を求められる場合もあります。
そのため「運転業務だけをやりたい」という方にはやや合わない可能性があります。

高単価を狙える一方で業務内容や契約条件の確認は必須。
ご自身の働き方や希望に合っているかしっかりチェックしてから応募するようにしましょう。

まとめ

副業を始めるにあたっては、
・勤め先の就業規則の確認
・契約形態（業務委託か雇用契約か）の理解
といった基本的なポイントを押さえることが非常に重要です。
とくに会社員として副業をする場合、
知らずに進めると思わぬトラブルにつながる可能性もあります。

今回の記事ではこうした基礎知識に加えて、
レンタカー回送という副業を選ぶうえでどう探したらよいか、
回収業者とレンタカー会社の選ぶポイントや、
メリット・デメリットについてご紹介しました。

副業は自分のライフスタイルや目的に合ったものを選ぶことが何より大切です。
ぜひ今回の内容を参考にしながら無理なく続けられる副業スタイルを見つけてください。

次回のブログでは実際にレンタカー回送の副業に応募した際の面接内容、
契約前に確認しておくべき注意点や契約までの流れについて、
私自身の体験も交えながら詳しくお伝えする予定です。
どうぞお楽しみに！